当院の治療の目標は、「薬や注射がなくても症状がない状態」です。豊富な薬やブロック注射などでなるべく早期に痛みなどの症状を抑え、装具やリハビリ・鍼灸、さらには食事など生活習慣の改善によって、薬や注射などがなくても症状がない状態を目指します。さらに、症状がない状態をキープするため、その原因に対する予防をすることで、症状をぶり返さないこともわれわれの重要な任務です。
たくさんの治療・予防方法の中で、何がその方に最善かを提案することが、わたくしの最も得意とし、磨いてきたところです。
われわれ整形外科は、このコロナ禍の「ステイホーム」による運動不足にはとても危機感を覚えています。このコロナを完全に抑え込むのを待っていては手遅れになります。感染の対策を講じながら、ケガや疾患の予防を一緒に始めましょう。
また、わたくしは日本体育協会公認スポーツドクターとして、東京2020大会のメディカル業務に携わり、また、プロスポーツ選手の診療も担当してまいりました。この経験を、地域のスポーツをする子供たちにも生かせたらと考えています。
治療や予防は少しずつ関係を深めてその方に最も適したものを見つけるべきです。残念ながら、大きな病院では慣れてきたころに担当医が変わるという経験をした方も多いと思います。私自身もそれで何度も心苦しい思いをしてきました。
当院では、長期にわたり、皆様にとってやっぱりあそこが一番と思える唯一無二のクリニックであり続けたいと考えております。